人生

【毎日を好きなことだけで埋めていく〜イヤなことをやめていく〜】

こんにちは!

食事から心とからだを整え、社会に幸せな循環を創りたい2児の母、Maikoです。

本田晃一さんの著書、「毎日を好きなことだけで埋めていく」を読み、とても感銘を受けたので、自分自身の経験も交えながら本書の内容をご紹介しています。

前回のブログでは、好きなことをして生きられない原因である、心のブレーキに気付くステップまでお話しました。

では具体的にイヤなことをやめるにはどうすれば良いのでしょうか。

一緒にみていきましょう。

心の羅針盤を復活させていく

心のブレーキがかかっていることに気付き、そのブレーキを外すことができてくると、次は心のリハビリをしていきましょう。

忙しい日々に食いついている状態では、心が麻痺して無気力、感動する心も忘れてしまっているかもしれません。

心の羅針盤が整っていない状態では、仮に素敵なことが起こったとしても、心が動きにくいです。

一方、子ども達を見ていると、心の動くままに生きているなと感じます。

道端でダンゴムシがいれば、すぐにしゃがんで捕まえようとしたり、

空に飛行機が飛んでいれば、立ち止まって「飛行機〜!」と叫んでみたり。

好きなことをすぐにキャッチして、好きなことに真っ直ぐ向かっていく姿には尊敬の念をも抱きます。

しかし、長年心のブレーキを効かせてきた大人が、同じように行動することは難しいものですね。

まずは「本当は何をしたいのか」ではなく、「本当は何をしたくないのか」から考えてみましょう。

小さなことでも良いので、日常の中のイヤなことリストを書いてみてください。

私も仕事に日々追われて心に余裕がなくなったとき、自分がイヤだったことを心のままに書き出しました。

それらを見返すと、「こういうことがイヤだったんだね」「よく耐えたね」と自分に寄り添うことができました。

リストを見返すことができたら、実際にイヤなことの頻度を少しずつ減らしていきます。

少しずつイヤなことから離れていくと、「イヤなことから逃げている」「ストレス耐性がない」などと思われ、ダメな人間だとレッテルを貼られてしまう・・・という恐れを抱くでしょうか?

実は、自分のその恐れこそが、「ダメにな人間になったら大変」という現実を引き寄せていると筆者は言います。

私自身、復職後は時間の制約がある中で働くので、生産性高く仕事をこなし、他の人に迷惑をかけてはいけないと思い続けてきました。

しかし、そのような考えでいると、「人に迷惑をかけてはいけない」という人たちが集まってきて、「人に迷惑をかけるダメな自分」を責めてくる世界が、現実的になってくるのです。

「しっかりしないと!」という自分の強い考えに縛られた心を緩めていくと、少しずつ自分の好きなものが見えてきたり、必要な情報をキャッチできるようになります。

イヤなことをやめても、意外とどうにかなる。

今までは、心の羅針盤が整っていなかったために、イヤなことも我慢すべきという過酷な世界に身を置いていただけなのです。

いい人でいなきゃと思っていませんか?

自分のイヤなことを自覚できても、「イヤなことをやめられない」「頼まれたら断れない」という壁が出てくることがあります。

抱えている仕事はたくさんあるのに、頼まれるとつい引き受けてしまうのは、「いい人でいたい」=「愛されたい」という願望が原因です。

そのいい人でいたい願望が強いために、自分自身が疲れて傷ついてしまうとしたら、その願望は手放した方が良さそうですね。

世の中には完璧な人はいません。キラキラして見える芸能人やインフルエンサーでも、表から見えないマイナスの部分はあると思います。

だから自分自身も、完璧ではなくて良いし、完璧でなくとも無条件に愛されて良いんです。

愛されることを自分に許可してあげると、徐々に断る勇気が出てきます。

イヤなことに懲りたら、紙に書いて「ポイ!」

せっかくイヤなことを自覚してもやめられないのは、「イヤな感じ」を何となく受け流しているからです。

「こんなことはもう懲り懲り。2度と味わいたくない」と自分に刻み込めば、同じ状況に出くわしたときにセンサーが反応してイヤなことを回避できます。

そしてイヤな経験を紙に書き出し、くしゃくしゃに丸めてゴミ箱にポイ!

実際に頭だけではなく行動を伴うことで、「絶望を見える化」すると著者は言います。

イヤなことがあったとき、良い側面もあるとポジティブに捉えることも大切ですが、そればかりだと、せっかく心が感じた「イヤなこと」を直視せず、蓋をすることになってしまい、根本的な解決になりません。

自分の心の直感を大切に汲み取っていきましょう。

苦手なことは人に任せてみよう

人間誰でも得意なこと、不得意なことがあります。

自分にとっては呼吸するかのように簡単にできることが、人によっては難しいことだったりします。

逆に自分にとっては何時間もかかる作業が、人によっては楽しいことかもしれません。

しかし、人は苦手なことほど「頑張らなくちゃ」と苦しい努力をしてしまう傾向にあります。

頑張らないとできないことは、自分に才能はないのだと自覚して、得意な人に任せましょう。

すると生まれるのは「感謝しかない人生」。

自分も周りも、得意・不得意を相互補助し合い、優しい世界が生まれるはずです。

時間・お金・人間関係を「自分ファースト」に

私自身、子どもが生まれてからは、時間・お金・人間関係を子ども優先に生きてきました。

自分のことはついつい後回しでも、母としてそれが当たり前だと割り切っていました。

しかし、夫が仕事を調整して、平日に夫が子ども達を保育園に迎えに行き、ご飯とお風呂も済ませてくれる日を設けてくれたことで、貴重な自分のためだけの時間が生まれました。

時間を自分のために使えたことで、徐々にですが、好きなことにお金を使って良いんだと思えるようになり、今では自分の大切な人に会ったり、連絡をとることもできるようになりました。

心のブレーキに気付いてイヤなことをやめることができてきたなら、好きなことに反応するセンサーも復活してきています。

「これ興味あるな、やりたいな」と思ったことに、少しずつ時間やお金を使ってみましょう。

そして著者のおすすめは、スケジュール帳に「自分自身との予定」を先に入れてしまうことです。

ここまでのステップはいかがでしたでしょうか。

すぐにできないこともあるかと思いますが、いきなり100%ではなく少しずつ、できることから始めてみましょう。

あなたは、あなたの人生を全うするために生まれてきたのです。

自分のことを大切に、自分ファーストで生きることを自分に許可してみてくださいね。

次回は、本当はどうしたいのか?を突き詰めていきます。

お楽しみに・・・。

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