人生,  旅育

オーストラリアへの旅

こんにちは!

食事から心とからだを整え、社会に幸せな循環を創りたい2児の母、Maikoです。

今月は子どもたちを連れて、移住先の下見も含めてオーストラリアのケアンズを訪れていました。

子どもたちにとっては初めての海外。

今回の旅で得たことを綴ります。

自然の豊かさ

オーストラリアといえば豊かな自然!

壮大な草原や山々、限りなく地平線を辿れる広い海、吸い込まれそうなほど青い空、心地の良い鳥の鳴き声。

目に飛び込んでくる景色がどれも尊く神々しくて、心身ともに癒されました。

コロナ禍もあり、日本国内で海水浴をしたことがない子どもたち。

今回グレートバリアリーフで海水浴デビューを果たしました。

4歳の娘はシュノーケリングに挑戦し、恐る恐る海に出て顔をつけてみると・・・

「お魚さんがたくさんいる!!!」

と弾けるような満面の笑みで喜びを共有してくれました。

人間は、自然なしには生きられない。自然を敬って、のびのびと自由に生きていきたい。

そんなことを改めて感じました。

人々の温かさ

ケアンズ空港に着くや否や、人同士の関わり方や子どもに対する眼差しが日本と全く違うことに気付きました。

税関の少しの待ち時間に、子どもたちが退屈しないようにと面白い顔やジェスチャーで笑わせてくれた方、

人の落とし物をさっと届けに行く若者、

そしてその若者が抜けた列の後ろにいた方が、「ここあなたの場所ですよ」とその若者のスペースを確保していたり、

道に迷っていると、声をかけて行き方を教えてくれる方、

子どもが船で寝ていると、「可愛いね、たくさん遊んで疲れたのかな?」と声をかけてくれるファミリー、

目が合うと微笑みかけてくれる街の人々・・・。

温かい眼差しが「あなたはここにいていいんだよ」と伝えてくれる。

私たちの存在を承認されたような感覚でした。

正直、日本では子連れで行動していると、「静かにしなくてはいけない」、「走らせないようにしなくてはいけない」など、たくさんの「してはいけないこと」に押しつぶされそうになります。

ケアンズでは、スーパーにkids free fruits が置いてあったり、レストランでは必ず席に塗り絵と鉛筆が用意されているなど、子どもに「してはいけないこと」を押し付けるのではなく、子どもも楽しく時間を過ごせるような愛のある工夫がなされていました。

大人も子どもも、一人の人間として大切に扱われていると感じました。

計画通りでなくて良い

今回の旅行中、不覚にも娘がベッドから落下し、骨折してしまう出来事がありました。

初めて海外で救急病院にかかり、レントゲンなどの処置を受け、幸い1ヶ月半ほどで自然治癒との判断がなされました。

旅の前に細かくツアーやレストランを予約していたのですが、痛みが酷い3日間ほどは参加できないため、スケジュール組み直しました。

前もって予約していたツアーをキャンセルしたところ、現地の代理店で別のツアーに出会い、そのツアーの方が子どもたちがより楽しめることに気付き、申し込みました。

人生に於いても、これが最善!と思っていたことが叶わなくなったり、道が閉ざされることはあります。

しかし、それを悲観するのではなく、その出来事のおかげで新たな可能性が入り込み、別の道が開けるのです。

柳のようにしなやかに、状況に応じて臨機応変に生きていくことの大切さを学びました。

想いは通じる

日本で育っている子どもたちは、まだ上手に英語を話すことができませんが、

周りが話す生の英語を耳から聞いて、真似して発音して、コミュニケーションをとっていました。

言葉が話せなくても、万国共通のジェスチャーや、何より屈託のない笑顔で、人と繋がっていました。

視線や眼差し、心で傾聴すること、柔らかい表情・・・。

言語力よりも、人として備えるべき大切なことを学びました。

今後も子どもたちと旅を続けたい

今回の旅で子どもたちは、自分たちと違う言葉を話す人がいること、肌の色など見た目が異なる人がいること、現地で出会う食べ物が日本食とは異なること、オーストラリアならではの自由な空気感など、肌で体験できたことと思います。

世界は広いこと、自分に合う場所は自分で探せること、世界のどこにいても人と繋がれること・・・

大人になっても覚えておきたいことは、子どものうちに心に沁み込ませてあげたい。

世界中に友達を作って心で繋がることで、世界が平和になってほしい。

そんな想いで、今回の旅を計画しました。

まだ見ぬ世界がたくさんあるので、どこへでも行ける健康な身体に感謝して、次の旅を計画します。

旅は投資。

子どもたちにはモノよりも経験、想い出を残してあげたいです。

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