住む場所を選ぶ大切さ

こんにちは！

食事から心とからだを整え、社会に幸せな循環を創りたい2児の母、Maikoです。

人生に於いて「どこに住むか」は非常に大切なことです。

仕事や家族の都合など、住む場所を選択する際には様々なことを考慮する必要がありますが、住む場所を受動的に決めるのではなく、主体的に決める。これから先の人生、どの場所に住むことで人生の満足度を上げられるか。

一度きりの人生。人生のうち多くの時間を占める「住む場所」に拘り、有意義に過ごしたいですね。

住む場所を変えると人生が変わる

この考えを広めたのは経営コンサルタントの大前研一さんです。

自分を変えるにはどうしたら良いか。私が昔から使っている簡単な方法が3つある。時間配分を変えること。住む場所を変えること。そして付き合う人を変えることである。

つまり人生が変わる3つの方法としては、

1 ．時間配分を変えること
2．住む場所を変えること
3．付き合う人を変えること

この中でも最も簡単に行動でき効果が出やすいのは「住む場所を変えること」です。

住む場所を変えることで、自然と関わる人も変わります。

県民性という言葉もあるように、住む場所によって人柄も変わり、関わる人柄によって受ける影響も変わり人生が変わります。

筆者が子どもの頃は都心に住んでいました。周りの人はとにかく忙しそうで、自転車で走行する時も人様に向かってベルを「チャリーン！！」と鳴らしながら走行するのが当たり前の世界。電車が駅に到着し、ドアが開くや否や空席を探して瞬時に席を取得！！という全く心にゆとりのない生活でした。

しかし結婚を機に自然の多い街に引っ越したところ、街の人たちはゆったりと生活しているので、良い影響を受け心にゆとりを持って生活できるようになりました。

心にゆとりがあるからこそ、自分や家族だけではなく周りへの優しさも兼ね備えた方が多い印象です。

学歴や金銭面など、仕事を決める時に有利に働くものは皆それぞれであり、どんな親の元に生まれるかによっても変わってくるので世の中不平等なことは多いですね。

しかし、どんな人にも時間は1日24時間と平等に決まっています。

例えば片道通勤で1時間以上かかるとします。その通勤時間を時給1,000円に換算すると、往復で2,000円。1年間に換算するとなんと100万円以上になります。

住む場所を変えることで、時間をお金で買うことができるのです。

通勤時間でゆったりと席に座って読書や勉強などができる環境であれば話は別ですが、大抵は満員電車に揺られて個人のスペースなどない場合が多いでしょう。

住む場所を変えることで浮いた1日2時間を、自己研鑽や睡眠に充てることができます。

月単位、年単位となると、数年後に得られるモノは格段に違ってくるでしょう。

ネットで検索すると地域の様々な情報が出てきますね。

「この地域は文京区で、教育熱心な家庭が多い」など、子育て世帯に必要な情報も飛び交っていますが、良い地域とは何をもって良い地域と言うのでしょうか。

文京区の学校でも、もちろんイジメや友人同士のトラブルもあります。

裕福な家庭が多い地域で恵まれた子ばかりに囲まれて育つと、この環境が世間の水準だと子どもが認識して育ちます。様々な背景を持つ子、様々な家庭環境の子と関わることで確立できる自我もあり、ぬるま湯に浸しておくだけが良い教育とは言えません。

現代の子どもたちは多忙すぎると思います。

日々の勉強だけでなく塾や習い事を毎日のようにこなし、睡眠時間を削るほど時間に追われています。

塾や習い事漬けの生活では、少なからず点数がついたりランク分けされることもあります。すると「このスポーツではあの子に勝てない」「勉強ではあの子に勝てない」など、自分よりも優秀な子に目が行きがちとなり、自分を他の子と比べることで自己肯定感が下がってしまいます。

筆者の親族のうち数人がサッカーや野球で何度も全国大会に出場していますが、子どもの頃に何をしていたかと言うと、

・戦後だったので焼け野原で走り回っていた

・小学校中学年で何となく始めたところ、のめり込み上達した

などの声が集まりました。

なぜか子どもが3歳になると習い事を始めなきゃ、と焦る親御さんが多いようですが、早くから大人が必死になってあれこれ与えなくても良いのです。

シンプルな生活から、子どもは自分で様々な能力をつけていきます。

筆者の住む自治体にある人気の文京区で「人気」「良い地域」という声を基に住む人が増えたからか、小さな駅は常に人で溢れ返り、エスカレーターに乗るだけでも改札から出るだけでも長蛇の列ができて一苦労します。

混雑故に人を押したり割り込む人も多く、日常のほんの些細なことでストレスを感じざるを得ません。

これのどこが「良い地域」なんでしょう。

他人の感想ではなく、自分の目で見て肌で触れ、合う土地を探したいですね。