ワーママ

春から復職されるママさんたちへ

こんにちは!2児の母Maikoです。

今年の春から復職される方へ、不安も多い時期だと思うので、少しでも安心してもらいたくてブログを綴ります。

筆者が復職して2年が経ちますが、毎日がジェットコースターに乗っているような感覚であっという間に過ぎていきます。

隙間時間を見つけては月に1回ほどのペースで書いていた育児日記を読み返す機会があったので、当時の自分自身に伝えたいことも織り交ぜながら振り返ります。

復職前に不安だったこと

  • 毎日一緒にいた愛しい我が子と離れる不安
  • 仕事を始めることで時間的な制約が生まれ、上手く生活が回るのかという不安
  • 久しぶりの仕事をこなせるのかという不安・・・。

頭で考えるとキリがないですよね。

筆者の場合は上の子・下の子連続で産育休を取得したので、復職は約3年ぶりでした。

コロナ禍真っ只中での復職で、未知のウイルスから我が子を守れるかどうかも大きな不安の要素でした。

不安を撃退するために行ったこと

捉え方を変える

妊娠中から始まり、生まれてからもずっと一緒だった我が子を、プロとは言え知らない人に預けることがとても不安でした。

喉が渇く前にお茶飲ませてもらえるかな、ご飯食べられるかな
ママーって泣いてばかりだったらどうしよう
小さいうちから保育園に預けてまで仕事するのは正しいのかな・・・など

でも悩んだところで現実は変わらないので、捉え方を変えてみました。

自宅以外の場所で家族以外の人と関わる、安心できる場所があるって素敵だな。社会性も育つだろうな。
子どもたちも新しい環境に踏み出そうとしているから、自分もしっかり頑張ろう。働く背中を見せたい。
小さいうちから馴染みのあるお友達ができると、家族のようで心強いだろうな。

不安で挫けるようなことはプラスにはならないので、変えられない現実があるのなら考え方を変えると気持ちが少し楽になるかもしれません。

復職後の生活を実際にやってみる

産育休中は常に寝不足だったので、朝早くに起きる体力もありませんでした。

でも復職したら時短勤務とは言え、8時〜8時半には自宅を出発する必要があります。

産育休中は、朝起きて子どもたちと自分の準備や掃除などをしていると、どんなに早くても自宅を出るのが10時過ぎでした。

どうやって始業時間に間に合うのか頭で考えても分からず、復職前に実際にやってみました。

寝不足の身体をいつもより早い時間に起こし、超特急で朝ごはんやお片付け子どもたちの準備をする。

そしていつもより早い時間に自宅を出発!

すると産育休中に見ていた光景とは違ったもの(朝急いでいる会社員や働くママさんたち)が見え、いよいよ復職するんだな、と身が引き締まる想いでした。

不安に思うことは、一度やってみると次の問題点なども見えるので、まずは行動!かなと思います。

外注できるものは外注する

筆者は長女気質なため人に頼ることが苦手な性格で、これまでの仕事や家事もなるべく自分でこなしていました。

子育ても同じく、自分でできることは自分の手で何とか行ってきました。(実際に上の子のときは、産後の過酷さなど知らなかったので、里帰りせずに朝早くから夜遅くまでワンオペの生活でした。)

ただ育児・家事に仕事も加わるとなると、流石に限界を超えてしまうと感じ、頼れるものには頼ることに。

まず全自動洗濯・乾燥機を購入。初めて使用した時の感動は忘れられません。

よく会社の先輩からも購入した方が良いとのアドバイスは受けていたものの、頼らなくても大丈夫そうだなと軽く流している自分がいました。

洗濯物を取り出し、ハンガーにかけ、乾けば取り込むという3ステップが無くなったことがどれだけ時間を作り出すのか、想像もしていませんでした。今では良き相棒となり、これなしの生活は考えられません。

次に検討したのは食材キットです。

筆者は元々料理は好きな方で、離乳食も全て手作りしてきました。

今思えばもっと肩の力を抜いて、出来合いの離乳食に頼れば良かったと思いますが、当時は呪いを掛けられたかのように手作りに拘っていました・・・。

これまでの実績(?)があるので正直キットに頼ることはかなり抵抗がありました。

でも幾度どシミュレーションをする中で、どうしても頼らないと生活が回らないと判断。

お手軽に食べられる=添加物もりもりだと罪悪感が否めないので、コープ自然派とオイシックスへ入会して無添加の食材で作られたキットを依頼することに。

実際使ってみて、もっと早く頼れば良かったと思いました。

何でも実際にやってみることの大切さを学びました。

復職してぶち当たった壁

心が不安定になる我が子

毎朝毎晩「保育園に行くの寂しい。ママお仕事行かないで。お家にいて。明日も明後日もずっとお家にいて」と上の子に泣かれ、登園時ももちろん号泣。筆者から離れずくっつく我が子を、先生が何とか引き剥がして出社するような毎日でした。

今思い返しても胸が痛いです・・・。

今までずっと一緒にいたから寂しいよね、と気持ちはわかるので家では思いっきり甘えさせることに。

しばらくはご飯も「ママのお膝で食べる」と言い、平均をかなり上回る体重の我が子を乗せて食べることは正直きつかった・・・けど、そんな時期もいつの間にか過ぎて、一人で食べるようになりました。

入園して3〜4週間が過ぎたころ、だんだん泣かずに登園できるようになり、ある日笑顔で「ママ行ってらっしゃい!」とお見送りしてくれました。

夕方お迎えに行くと「私のママだー!」と大喜びしてくれ、愛しさが増しました。

およそ1ヶ月かけて、保育園が安全な場所と分かってくれたようで、とても嬉しかったです。

優しく成長を見守ってくれる先生方にも感謝・感謝です。

慣れるまでは大変なことの連続でしたが、家族以外からの大人からも愛されることで、より一層成長するんだろうなと感じました。

フルタイム社員との心の壁

これについては未だに難しい部分があります。

時短に制約があるとなると、それに伴い業務を減らしてもらうこととなり、更に子どもの体調不良が発生すると休みを取るとなると、その分フルタイムで働く同僚への皺寄せがいってしまいます。

筆者自身も出産前はフルタイムで勤務しており、時短の先輩の働き方を見て、「遅くに来て早く帰れていいな。業務量も少なくて羨ましい」と思っていたので、フルタイムで働く方の気持ちは痛いほど分かります。

休んで穴を開けたことに対してはお詫びするしかないのですが、特に復職1年目は子どもの体調不良に伴う休暇が多く(上の子・下の子セットでなんと60日ほどでした・・・)、だんだんと謝罪しても目も合わせてくれず、電話中だからと手であっち行って👋というような素振りをされることもあり、非常にメンタルが落ち込みました。

一生分の「申し訳ございません」を言ったのではと思うほど、日々多方面に謝罪し続け、自分自身の自己肯定感も下がる一方でした。

ただ一方で不在時のサポートはしてもらっていたので、お詫びだけではなくお礼を言うことは欠かしませんでした。

またコロナ禍でもあったため、他の同僚がコロナに罹患した際は、日々の恩返しをと思いサポートに徹しました。

子どもの体調不良ももちろん避けられるものではないのですが、大人にとっても不可抗力だったコロナというウイルスのおかげで、自分だけが穴を開ける可能性があるのではないと思え、その点はある意味生きやすかったように思います。

結論

大変なことは山のようにありながらも、復職して良かったと思います。

先に述べたように、保育園に通うことで家族以外の大人から家族のように愛されることを知り、家族のようなお友達ができるからです。

また、正直どんなに愛しい我が子でも、乳幼児2人のお世話をエンドレスでする日々は辛いことも多かったので、親も子も日中に行くべきところがあるおかげで生活にメリハリがつき、互いの存在をより大切に認識できるようになったと思えるからです。

筆者自身も人間として成長過程なので偉そうなことは言えませんが、復職することを決めたご自身に誇りをもち、何があろうと自信をもって生きていってくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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