The Top of Five Regrets of the Dying~死にゆく人たちの5つの後悔~
こんにちは!
食事から心とからだを整え、社会に幸せな循環を創りたい2児の母、Maikoです。
本田晃一さんの著書、「毎日を好きなことだけで埋めていく」を読み、出だしの掲題部分(死にゆく人たちの5つの後悔)に衝撃を受けました。
これはオーストラリアの苦痛緩和ケア施設で長年働き、多くの人々を看取った女性が記したものです。
死を間近にした人たちへ「何か人生でやり残したことや、思い残したことはありますか?」
「人生をもう一度やり直せるとしたら、どのように生きたいですか?」と問いかけ、5つの後悔の回答を得ました。
「自分の人生これで良いのかな?」と思っている方がいらっしゃれば、何かヒントを得られるかと思います。
死にゆく人たちがどのようなことで後悔するのかを書き記したいと思います。
人の期待に添うのではなく、もっと自分に正直に、自分が望むように生きればよかった
I wish I’d had the courage to live a life true to myself, not the life others expected to me.
もっとも多かった後悔がこれだそうです。
今の先進国では、小さい頃からやれ勉強だの、やれ習い事だのスケジュールが埋まりすぎていて、あらゆる場面で1位を目指して競争させられます。
優秀な子どもは優秀な小学校、中学校、高校、大学を経て一流企業に就職し、息をつく間も無くランク付され役職が決まってゆく・・・、
親や周りが期待するような人生を勝ち得たとしても、心や目が死んだように生きていては意味がありません。
感情に蓋をして、自分を押し殺さなくて良いんです。
あなたの人生は、あなたが楽しむためにあるのです。
あんなに働かなければよかった
I wish I did’t work so hard.
幼かった子どもや妻と、もっと一緒に時間を過ごすべきだったと、男性患者の全てが後悔したことだったようです。
一昔前は、男性が外で朝から晩まで働き、女性が家庭で子どもと過ごすことが一般的でした。
そのため男性は、親として子どもに関わることが少なく、家族との心理的距離を縮めることが難しい家庭が多かったのではないでしょうか。
現代でも、特に転勤族のご家庭はこのような形態が多いですね。
目の前の仕事をこなすのに必死で、気付けば10年、20年が経過していた、ということも珍しくありません。
子どもの成長はあっという間で、時間は止まってくれません。
ふと立ち止まって、家族との時間を大切にできているか考えてみると良いでしょう。
もっと自分の感情を表に出せばよかった
I wish I’d had a courage to express my feelings.
人間関係に波風を立てまいと、自分の感情を押し殺してきた結果、ネガティブな感情を巻き起こして病気になった方がたくさんいたようです。
家庭でも職場でも、何か気に触ることがあっても自分さえ我慢すれば・・・と、波風を立てないように平気なフリをして過ごしていませんか。
大切なのはあなた自身です。
嫌なことは「嫌だ」と、素直に感情を出して良いのです。
もっと友達を大切にすればよかった
I wish I had stayed in touch with my friends.
死後の世界には、モノは持っていけません。
お金も高級車も高級バッグも意味をなさなくなり、大切なのは、人との繋がりだと気付きます。
仕事や子育てなどの忙しさを理由に友達付き合いを怠ったために、以前親しかった旧友と再会できないまま最期を迎えることを後悔する人が多かったそうです。
スケジュール帳に前以て、「自分との時間」や「友達と会う時間」を優先的に入れてみても良いでしょう。
もっと自分を幸せにしてあげるべきだった
I wish I had let myself happier.
周りの目を気にするあまり、人生を楽しめないまま最期を迎える人が多かったそうです。
ついつい自分のことは後回しにしてしまいがちですが、もっと自分を優先して、自分を大切に生きて良いのです。
メッセージから得られる教訓
私たちは、日々忙しく過ごしていると、明日も明後日も必ず同じように迎えられると錯覚してしまいます。
しかし、明日大きな災害に見舞われたり、事故に遭う可能性も0ではありません。
これは脅しではなく、「人生いつ何が起こるか誰にも分からない」ということです。
いつ何が起きても、後悔しないような人生を送ること。
病気で余命わずかになる前に、いま、自分で人生を選択できるのです。
自分が幸せになって良いと、自分に許可を与え、幸せになる選択をして後悔のない人生を送りましょう。